Q.チャペル式と和装式はどう違うんでしょうか?
来年のできるだけ早い時期に挙式をしようと考えています。まだ準備を始めたばかりなので資料を集めているところで、まずは基本的な式や披露宴のコンセプトを決めようという段階です。
正式にプロポーズを受ける前までは結婚式と言えばやっぱり洋風のチャペルでするのがいいと思い込んできたのですが、いざ数多くの式スタイルを調べてみるとあれもいい、これも良さそうと目移りをしてしまいます。
人前式やゲストハウスウエディングも捨てがたいのですが、今のところ一応はきちんと何らかの宗教にのっとった式にしようと思っています。そこで候補になっているのがチャペルウェディングとともに日本式の神社での式です。
最近ではチャペルウェディングに迫る勢いで和装式も増えているようで、新しい挙式場では施設内に二つの設備があるというところも珍しくありません。そこでお聞きしたいのですが、チャペル式と和装式のどちらを選べばいいのでしょうか?どういう人にどんな方法のウェディングが向いているかどうかということもできたら教えてもらいたいです。
A.教会式と和装式では大きな違いがあります
私も自分の挙式ではチャペルウェディングと和装式のどちらにしようかかなり迷いました。ですが最終的には教会で行うことにしました。
チャペルウェディングの流れとしては、最初に実の父親と一緒にバージンロードを歩いて式場奥に進み、そこで牧師さんに誓いの言葉を述べてもらって指輪を交換します。そして最後に近いのキスをして式場を出てライスシャワーを浴びたり、屋外の鐘を鳴らしたりします。
事前にどういった流れで挙式を行うかを調べておくと、当日スムーズに進行できますが、たいていの式場では段取りを説明してくれるので、心配は要らないでしょう。
また、儀式的なものが苦手な場合でも、そこまで形式にこだわらない教会もあります。とくに、観光地であるハワイやグァムには挙式のために作られた教会がたくさんあるので、ちょっとしたイベント感覚の楽しい結婚式を挙げることもできます。実際、旅行会社などでも南国で行う挙式プランを組んでるケースも少なくないですね。
一方で和装式の場合には神社などで参道を通り本殿の中に順番に入り、そこで神職の方に祝詞を唱えてもらいます。その後三三九度の盃をかわし、誓いの言葉を述べてから親族全員が改めて盃をかわして終わりになります。最近では途中に指輪の交換をするという和装式もあるようです。
どちらを選ぶにしても、実際にどういう流れで動作をするかということをシミュレーションしてみれば、どちらが良いのかを判断しやすくなると思います。