Q.失恋した友人にかける言葉とは?
親しくしていた友人が最近失恋をしてしまいました。以前から彼氏の話はよく聞いており、彼女自身二人の関係をとても大事にしていたようなのですが彼氏が他に好きな人ができてしまったとのことで話し合いの末別れるということになってしまったようです。
友人はずっと彼のことを一途に思ってきたのにひどい仕打ちだと思い私も怒りを感じているところです。
とはいえこうなると復縁の可能性はほとんどなく、残酷なようですが友人にとっては一刻も早くその彼氏のことを忘れて新しい門出をするということの方がよい選択です。
私としては以前のような明るい彼女を一日も早く取り戻してもらいたいのですが、あまりにもひどく落ち込んでしまっているので正直どう声をかけたらよいのかがわかりません。下手に「あんな男さっさと忘れなよ」とよく知りもしないくせに悪口を言ってはかえって彼女を傷つけることになってしまいそうです。
こんなときはどんなふうに声をかけるのがよいのでしょうか?
それとも彼女自身で立ち直ることができるようになるまで、第三者としてはそっと見守っているしかできないのでしょうか?
A.まずは肯定をしてあげることが大事です
失恋をしたときには、第三者からすればバカバカしいと思うようなことにこだわっていたり、余計なことを気にしてしまっていたりするものです。
ですがそこで相手を責めてしまっては余計に相手を落ち込ませてしまったり、場合によっては怒らせてしまうことになってしまいます。
慰めのつもりで放った言葉が逆に心に深く突き刺さってそこで友人関係にヒビが入るということも珍しくありませんので、言葉遣いには十分に気をつけたいところです。
今はとても強く傷ついていることと思うので、刺激的な言葉や攻撃的な物言いは避けてとにかく相手を肯定してあげるようにしましょう。
かけて上げる言葉としては、恋愛中によくがんばったというようなことや、別れを選ぶことができた強い気持を褒めるといったことが適当です。
また本人が「つらい」「切ない」といったときには「そんなこと言わないで!」といった反論はせず、今切ないのはしょうがないといったように気持の肯定をしてあげましょう。
落ち込んでいる人をより落ち込ませてはいけないと無理に明るく振る舞うようにと急き立てる人もいますが、その方法では自分の気持に十分に向き合えないまま外に引っぱり出されるようになるので心を癒やすことができません。
そしてもし本人から「どこか気分転換に行きたい」というような言葉が出たら喜んで付き合ってあげるようにしてください。